スローガン

郷土の愛 次代の光

基本方針

  • 1郷土愛を育むまちづくりと青少年育成
  • 1次代へつなぐ組織力の向上
  • 1組織一丸の会員拡大

基本計画

  • 1青少年の郷土愛の向上と笑顔溢れる事業
  • 1持続可能な組織づくり
  • 1会員拡大と周知向上事業

はじめに

私たちの住み暮らすはしまは豊かな自然と歴史文化を有しその美しい風景や伝統行事は私たちの暮らしに深く根付いております。地域には多様な経済活動が展開されており、持続可能なまちづくりの実現が求められる現代社会において、我々JC は地域で活動できることに感謝の気持ちを持ち、その恩恵を受けた分だけ地域に対し還元し持続可能なまちづくりの礎を築く責務を果たすことが我々JC の役割であると考えます。
一般社団法人羽島青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現という理念の下に 1968 年に創立され、本年度は創立より 56 周年を迎えます。長きにわたり多くの先輩諸氏がその理念の下、英知と勇気と情熱をもって活動し、多岐にわたる事業を通じてこのまちを愛する心を伝播させ続けてきました。地域の発展を願う気持ちは LOM に脈々と引き継がれております。
先輩諸氏の偉大なリーダーシップによって羽島青年会議所は 55 年もの間、地域社会において大切な役割を担うことができました。先輩諸氏のご尽力に深く感謝し、その功績を大切に受け継ぎながら今後も羽島青年会議所がこのまちを愛する心を地域で伝播させ続けられる存在であるために新たなる次代に向けて勇敢に一歩を踏み出して参ります。
私は青年会議所に入会しこれまでに経験できない事や出会うことのなかった方々に出会うことができました。そのたびに多くの方の地域への愛に触れ私自身も次の世代が誇りと愛着を持てる、明るい豊かな地域にしたいという気持ちが沸き上がりました。先輩諸氏や志を同じくする地域の方々との出会いにより私の郷土愛が芽生えたように、羽島青年会議所が多くの地域の皆様や団体と接点を持ち、理解や賛同をいただき魅力ある事業を展開することで、地域に郷土愛を伝播させ続けられると信じています。
近年私たちの住み暮らす地域にも生産年齢人口の減少子供たちを取り巻く社会環境の変化等を起因とする様々な課題が山積しています。地域を持続的発展に導く責任世代である私たちは誰もが幸せを実感し未来を担う子供たちが誇りに思える地域のために、常に大きな視野で物事を捉え強い決断力をもって失敗を恐れず実行していかなければならないと考えます。また地域の課題を多様な視点で分析し解決に向けた道筋を考え続けることでメンバーの自己成長に繋げていきます。

郷土愛を育むまちづくりと青少年育成

私が考えるまちづくりとは郷土を愛し主体的に地域に関わることのできる人財を多く輩出することであると考えます。
はしまには豊かな自然と特産物、史跡など誇れるものが多くあります。しかしそうした目に見えるコンテンツだけではまちづくりは成立しません。まちを形成するのは人であり地域に暮らす人々の中に郷土愛を醸成し主体的に地域に関わり続けることで、持続可能なまちづくりが実現できると考えます。私たちが地域の方々に対し郷土愛や関心を育める場を提供し続けることで、郷土愛が溢れるまちづくりのきっかけになると信じます。そのためには行政や各種団体の方々とこれまでに構築してきたパートナーシップをより強固なものとすることが必要不可欠です。志を同じくする地域の方々や各種団体と手を取り合うことでこのまちを愛する気持ちを伝播させてまいります。
青少年育成と郷土愛の醸成は切り離して考えることはできません。青少年は未来の担い手であり彼らに地域の魅力に触れる機会を提供することは明るい豊かな社会の実現に繋がると考えます。我々の事業において青少年向けのプログラムを提供することで彼らのリーダーシップや協調性を発展させると共に、郷土の歴史や文化を学び地域のことを再認識できる場を提供します。郷土に誇りを持ち地域社会に貢献し主体的に地域の活動に参加できる将来の担い手の育成に貢献することで持続可能な地域社会を築く一助となります。

次代へつなぐ組織力の向上

次代へと繋ぐ組織づくりは羽島青年会議所が郷土愛を伝播する存在であり続けるために、重要な部分です。若手メンバーの育成に重点を置きリーダーシップの育成とスキルアップの機会を提供します。メンターシッププログラムの実施により次世代におけるリーダーの力強い成長を促し、羽島青年会議所が永続的な発展を遂げるための土壌を育みます。経験のあるメンバーには若手メンバーの育成に携わり様々な機会を提供し教育することで更なる成長につなげていきます。若手メンバーの活躍と経験のあるメンバーの成長が組織全体の活力となり、新たなる風を吹き込むことで、羽島青年会議所の未来に躍進をもたらすことができるでしょう。
組織力を向上させるためには組織内の透明性とオープンなコミュニケーションを推進し、心理的安全性が担保された組織文化を醸成することで、メンバー全員が主体的に参加を促すことが大切だと考えます。さらに私たちは多様性と包括性を尊重する組織づくりを進めていくことも重要な目標です。地域社会には様々な背景や価値観を持つ人々が存在します。
私たちの組織はそれらの多様性を広く受け入れ尊重することでより豊かなアイディアと創造性が生まれ、地域社会へのポジティブな影響を拡大していくことができるでしょう。

組織一丸の会員拡大

 

卒業制度のある青年会議所において持続可能な組織であり続けるには、常に会員拡大を行っていかなければなりません。しかし、近年では少子高齢化問題と人口構成の変化により、地域を担う人財が減少傾向にあり、全国的に会員減少が大きな問題となっています。逆境の時代において志高き人財を拡大するために、青年会議所の特色や魅力を最大限に引き出し組織全体に浸透させメンバー一人ひとりが青年会議所の魅力を伝播できる人財になることで組織一丸の会員拡大を行って参ります。
青年会議所は、時代に即した事業を構築する中で多くの仲間と出会い、切磋琢磨し、深い絆で結ばれ、共に成長し、相互扶助の精神を養える貴重な組織です。絆は青年会議所活動の根幹であり、無限の可能性を秘めています。志高き人財が集うことは、青年会議所が未来永劫に活動できる団体であることを意味します。

おわりに

私は羽島青年会議所に入会し、多くの学びや気づきを得ました。先輩諸氏の地域への深い愛情と献身的な活動、リーダーシップに触れる中で、自らも地域社会に貢献したいという想いが強くなりました。
人が変われば地域が変わり、地域が変われば未来が変わる。そのきっかけを創れるのが青年会議所だと思います。
皆様と力を合わせ切磋琢磨し一年間活動してまいります。共に明るい豊かな社会の実現を目指しましょう。