スローガン
挑戦心

基本方針
1. リーダー育成と組織力向上
1. 協働となるまちづくり
1. 青少年の挑戦心溢れる育成
1. 組織一丸の会員拡大
1. リーダーのブランディング確立
基本計画
1. 資質向上と組織力向上事業
1. 地域活性化と笑顔溢れる事業
1. 次世代を担う青少年育成事業
1. 拡大活動の意識向上事業
1. 理念共感の発信
はじめに
戦後荒廃の中、経済再建の使命に燃えた祖国を愛する青年の情熱によって東京の地で青年会議所が創設されました。青年会議所は、「明るい豊かな社会」の実現を理想とし、その新しい社会をリードするに相応しい人材を数多く育成する事を目標に定め、困難や課題に向き合い活動して参りました。戦後の混乱から高度成長期、バブル崩壊等、時代が劇的に変化しても、この国を、このまちを良いものにしていきたいという青年の熱い想いは変わる事なく、現代を生きる我々にも脈々と受け継がれています。
1968年日本で396番目のLOMとして羽島青年会議所が誕生しました。「修練・奉仕・友情」の三信条を掲げ、明るい豊かな社会の実現に向け、その時代に沿う地域課題と向き合い様々な事業・運動を展開してこられた先輩諸氏の実績は私たちの誇りであります。 私は、先輩諸氏から様々なことを学び、価値観が変わった言葉があります。「経験年数など関係ない」「青年会議所は地域のリーダーだ」「自分自身に誇りをもてるようになりなさい」入会当初は考え、悩み、日々葛藤しながら活動をしていました。日々葛藤しながら活動していく中で、くじけそうになった時に仲間の支えがあり仲間の大切さ、絆を感じました。一年一年終えるたびに先輩諸氏からの言葉を思い出し、経験年数など関係なく情熱をもって活動していたのか、地域のリーダーとして何かできたのか、誇りをもつことができたのか振り返ったとき、支えてもらうことがあっても支えることができていない事や、リスクを考え消極的になり挑戦しようと思う気持ちがかけていたと感じました。
このように感じさせてくれるのは、青年会議所であり自分自身に足りていない点も気づかせてくれます。青年会議所の存在意義を理解し地域の未来を描き、リーダーとしての自覚と誇りをもって挑戦していきましょう。
リーダー育成と組織力向上
私たちは地域を牽引していく魅力ある団体であり続けるには組織力の向上が必要です。組織力の向上には、メンバーの成長が必要不可欠であり、成長するためにメンバーの絆を更に強く太くしていかなければなりません。様々な職種が混じり会うことで多種多様な考え方があり、お互いの考えを理解し深めることでメンバー一人ひとりが共感し活動意欲が高まります。一人ひとりが明確な目的をもって未来を描くことができれば、一枚岩となる組織となります。
青年会議所では学びの機会は提供されますが、掴み取るかどうかは自分自身の選択次第です。能動的に参加し、活動していくことで自己成長することができます。その成長は自身のためだけのものではなく、日頃支えてくれている会社や家族に対する責務です。自分自身に最大限の負荷をかけ、成長に対して常に貪欲であり続けることで、リーダーとなる人材へと進化していきます。私たちは地域を牽引する団体として、地域社会に貢献できる人材を輩出し、魅力ある人材が増えることで地域の発展に寄与していきます。
協働となるまちづくり
青年会議所とは何か。どのような団体で何を目的としているのか。それを理解している人がどれだけいるでしょうか。より良いまちづくりの運動を展開していくためには、行政、他団体との協働や多くの方々に賛同、協力していただくことが必要です。これまでより良い運動を展開できたのは、行政、他団体、先輩諸氏の協力や支えがあったからです。これからは相互協力できる関係性にならなければなりません。私たちだけでなく様々な人を巻き込みより良い関係性を築いていき事業展開をしていくことで、より多くの共感や理解が生まれ大きな波紋となり多くの方がより良いまちにしたいと意識が変わります。
近年新型コロナウイルス感染症の影響で様々なことが制限され事業や各種イベントが出来なくなりました。新たな手法を考え、変化に応じて活動できるのも青年会議所の魅力です。青年会議所でしかできないまちづくりを通じて「明るい豊かな社会」の実現に向けて活動して行き、地域のリーダーとして私たちが先がけとなり羽島が笑顔あふれる地域になれるよう運動を起こして行きましょう。
青少年の挑戦心溢れる育成
新型コロナウイルス感染症の影響で私たちが子どもだった環境と今の環境が大きく変わり、多くのことを経験することや、挑戦する機会が少なくなっているように感じます。このような時代だからこそ世代を超えた人とひとのつながりが大切であり、地域とともに教育していくことが必要だと考えます。青少年が成長していくには、様々な経験や体験の中で困難や課題を乗り越えていくことが必要です。楽しいことや辛いこと、仲間とともに乗り越えて、人とのつながりの大切さを感じてもらい、どんな時代が訪れようとも困難にも屈せず失敗を恐れず立ち向かい、挑戦する気持ちや成し遂げる達成感をもてるように私たち大人が寄り添い、手を取り導いていかなければなりません。次世代を担う子どもたちが挑戦心をもち何事にも立ち向かう青年へと成長していくことで、明るい豊かな社会の実現につながると確信します。
組織一丸の会員拡大
持続可能な組織であり続けるには、会員拡大は必要不可欠です。しかし、近年では全国的に会員減少が大きな問題となっています。ただ年々会員数は増加していますが、より良い羽島に発展していくためには会員数を増やしていかなければなりません。
まずはメンバー全員の会員拡大に対する意識を向上させることが大切だと考えます。会員拡大は誰かに任せるのではなく自分自身の課題とも捉え、組織が一丸となって行っていく必要があります。また、会員拡大は入会していただくことだけでなく、同じ志をもって、地域のために運動を展開できるリーダーになっていくことが必要であり、より強固な組織であり続けるために会員の定着に向けた取り組みも必要となります。そして入会したメンバーと共に地域のために、JC運動を展開し続ける事で、地域を牽引するリーダーとして地域から愛され、持続可能な組織になっていきます。
リーダーのブランディング確立
私たち羽島青年会議所は、地域の方々から愛さえる団体であり続けなければなりません。ブランディングしていくためには、私たちの理念を地域の方々に共感していただくことが必要だと考えています。JC運動を行っていくことに必要な三信条は、若い人々が集まって自己啓発、トレーニング(修錬)を行なう場であり、培われた力を用いて地域社会にサービス(奉仕)する事である。そしてそのトレーニング、サービスを支える力として、会員全員、同士を貫くフレンドシップ(友情)がある。というものです。メンバー一人ひとりがブランディングしていくことを意識しJC運動に誇りを持って行動することが、効果的な発信となります。青年会議所だからこそできる事業を展開し、情熱を注ぎボランティア団体ではなく地域のリーダーであるということを自覚し誇りをもって発信していくことがブランドの確立となることを確信しております。
おわりに
青年会議所は40歳までと限られた時間の中で、在籍年数や役職に関係なくどのような姿勢で活動に取り組むか、目的意識をもってどのように活動していくのかによって、自己成長の差が変わります。成長の過程には個人差はありますが、青年会議所では様々な活動を通して挑戦、成長する場が提供されます。自ら限界値を決め成長することを止めてしまう人、失敗を恐れて行動を起こさない人もいます。なぜ羽島青年会議所に入会したのか。自分自身の未来を描き創造してください。失敗は失敗ではない。どんな失敗でも新たな一歩となります。私は挑戦する機会があるのであれば、自ら挑戦し続けます。共に挑戦し続け、共に成長していき、先輩諸氏から受け継いだ54年の歴史ある羽島青年会議所を更に発展させるために、「挑戦心」をもって未来へつながる活動、運動を邁進して参りましょう。