【スローガン】

威風堂々

 

【基本方針】

1.まちづくり

2.青少年育成

3.リーダー育成

4.会員拡大

5.出向者支援

 

【基本計画】

1.自己実現に繋がるまちづくり事業

2.子どもに多様性を持たせる青少年育成事業

3.地域人として真の青年経済人へと成長する自己啓発事業

4.強い組織に繋がる会員拡大

5.NOM・DC・BCに出向するメンバーの支援

 

【はじめに】

「疾風に勁草を知る」

困難に遭ってはじめてその人間の本当の価値、本当の強さが分かるという意味で苦しい時、疾風にさらされたとき本当の力、勁草を知ることが出来るということから初めて人の節操が賢固であるかどうか分かる例えです。

本年度は我々にとってまさに真価が問われる一年となります。

揺るぎない信念と不退転の決意を持って時代の先駆者として突き進む他ないのです。

威風堂々切り拓こう。

希望に満ち溢れた未来を。

戦後70年を迎えた日本。焼け野原から奇跡的な復興を遂げ、バブル経済崩壊、経済不況、東日本大震災など幾多の国難から立ち上がり、いまを生きる私たちは先人たちに心から感謝しなければなりません。物質的に豊かな世の中が心も満たされる世の中に直結しない現在の日本に於いて私たち責任世代が日本人としての誇り、人を愛する魂を再び呼び起こす必要があるのです。

時代の移り変わりが早い今日、国と地方の歩を進めるスピードに誤差が生じこの地域も少子高齢化による人口減少、若い世代の人材流出、財政問題、地震による自然災害など多くの課題を抱えているのが現状であります。東日本大震災や熊本大地震で垣間見ることが出来たナショナリズム、数多くの苦難を乗り越えてきた先人たちの利他の精神を携え「新羽島」を創造する確固たる価値観を築くことが出来れば必ず乗り越えていけると確信しております。

1968年に創設した羽島青年会議所は先輩諸氏の弛まない努力と地域に寄り添った運動により本年度49年目を迎えます。理想と現実の隔たりに目を背けることなく立ち向かい、己のプライドを懸けて積み上げた48年。私たちメンバーはいつしか行政・地域住民・諸団体からの信頼やJC運動を何も問題なく出来ることが当たり前になってしまってはないでしょうか。もう一度初心に立ち返り高い理想・高い志を持って「明るい豊かな社会」を追求し感じることが出来る心を大きくしていかなければなりません。

私たちが立てる事業計画とは未来への意思であります。未来への意思は、現在から飛躍し、無理があり、実現不可能にみえるものなのかもしれません。現在の延長線上に存在し、合理的で実現可能な計画はむしろ予定と呼ぶべきであります。未来への意思とは困難を受け入れ、挑み、打ち勝つモティベーションを持つことであり、計画することにより自己研鑽の場をつくる高い目標を掲げ、群がる障害に耐え隘路を乗り超える過程で真の人間形成が行われるのです。

艱難汝を玉にす 

メンバー諸君更なる高みを目指す49年目の始まりです。

【まちづくり】

私たちが住む羽島は緑豊かな自然と木曽川・長良川の2つの大きな川に囲まれ様々な歴史、伝統、商工業が融合し、新幹線・高速道路・名鉄電車など岐阜県の交通の要所として発展し郷愁あふれる風土により地域固有の文化を育んできました。しかし、時代の移り変わりとともにこれまでの役割はなくなりつつあり、突出した地域の特徴を見出せずにいます。また地方全体に言えることではありますが人口減少が課題に挙げられる中で行政間での人口を維持するための各種サービスの競争激化など独立的な地域力の成長を確立することが難しいというのが現状ではないでしょうか。コミュニティの崩壊が叫ばれるなかこの地域でも少子高齢化、共働きの増加、核家族化など多くの要因から自治会離れが進んでおります。行政、諸団体と地域住民による協働のまちづくりが推進される現在、いかにその地域に関心を持ち、郷土愛を育み、地域間交流の機会を持ち、ひいては地域住民による未来のまちづくりをデザインすることが出来るかにかかってくるのです。

人間の欲求の中で最も高度で最も人間らしく自己の内面的欲求を社会生活において実現することが自己実現であり、1人ひとりが道徳性、創造性、自発性、問題解決、偏見の欠如、事実の受諾、ほんの少しの意識の変革で自己実現に向けた社会システムの構築に繋がっていくのです。

【青少年育成】

グローバル社会において現在の日本の若者・子ども達は柔軟で豊かな感性や国際性を備え、ボランティア活動への参加や社会貢献への高い意欲など昔の若者にはなかった積極性が見受けられる一方、社会環境の変化による他人を思いやる心、人間関係を構築する力の低下、切磋琢磨する競争心、生活環境の変化による自己中心的な人間関係、家族間交流、有害情報による犯罪など様々な問題が浮き彫りとなっております。また地域社会においても、地縁的な繋がりの弱体化、人間関係の希薄化が進み子どもの心の成長の糧となる生活体験や自然体験の機会が減少し、子どもの生活スタイルも自然環境から遊離し人間が当然に有するべき逞しさや自他の生命の尊重の精神を身につける機会が奪われているのではないでしょうか。

子ども社会から見た大人社会はどう映っているのか。実は大人社会で起こっている問題が子ども社会に投影されているのです。私たち子を持つ世代がアイデンティティを確立し地域全体で子どもたちが健全で豊かな人間性を育むために子どもの持つ力、成長する力、可能性を信じ、人生において多くの体験をさせ多様性を学ぶ機会を作っていくことが必要であります。地域の宝である子どもに教えるべきことは教える教育と大人と共に育む共育の両面が青少年育成に必要なのです。

【リーダー育成】

成熟した今の日本経済において国民一人ひとりの生産性を高め急激な成長を図ることは非常に困難であり、物質的な時代から精神的な時代へと移り変わり心の醸成・豊かさが求められています。学歴社会がいまだ根強く残る日本の社会環境において合理的な概念しか持ち合わせていない知識主義が古き良き日本独自の価値観を崩壊させ、心の荒廃に繋がったのではないでしょうか。日本が諸外国へ誇れる資源とは日本人らしい心を持った人であり故に世のため人のために貢献できる自分づくり・人づくりの確立を成し遂げていく必要があるのです

青年会議所のメンバーの大半は地域の青年経済人・地域の企業人・地域を愛する住民であり現在の自分という存在意義に感謝する心を持ち常に自問自答を繰り返しながら青年会議所活動を行っております。

社会のリーダーとして自ら問題を見出す力、難しい問題に果敢に挑戦する力、正解のない問題に対し自分なりの答えを出す力、理想を実現にするための信念を貫く力を身に着け、地域のリーダーとして歴史・文化を学び、伝統を発信し、自然を肌で感じ、産業を応援する地域人となり真の青年経済人へと成長しなければなりません。人は人によって磨かれる、その先に在るのは強い組織なのです。

【会員拡大】

会員拡大は現在の青年会議所全体が抱える最重要課題であり、時代の移り変わりによる影響を最も受け易くその弊害として会員数の減少、在籍年数の短縮、退会者の増加、事業規模の縮小、地域への発信力の低下など早急に対応策を確立し実践していかなければなりません。しかし青年会議所の表面を取り繕うために行う会員拡大であるならば会員拡大をしない方が良いのではないでしょうか。

羽島青年会議所は私が入会以来最少の会員数でスタートを切ります。会員拡大こそ同志を増やすことによる更なる地域の発展に貢献し、自身のJAYCEEとしての人間力向上の修練の場であり青年会議所の魅力を再確認しプレゼンテーションする絶好の機会を与えてくれ、新たな人との出会いはメンバーの成長を促し青年会議所運動の核心を追求することに繋がるのです。

不変の信条を保ち持続的な新陳代謝を繰り返し新しい時代に即した人材を擁し能動的市民を輩出する青年会議所は、地域に無くてはならない組織であり地域に永続的に存続させるため広く運動を発信していく必要があるのです。

会員拡大とは何かメンバー1人ひとりが答えを導き出すとき青年会議所の未来を具現化することが出来るのです。

【おわりに】

私たち羽島青年会議所は来年度創立50周年を迎えます。50周年を迎えるための本年度ではなく未来のための50周年と捉え運動、発信していく必要があるのです。「今私たちが選択する行動は7世代先の子孫にも影響を与える」ネイティブアメリカン(アメリカンインディアン)の教えのひとつですが現在人類が抱えている環境問題、社会問題に対し今から改善しないと7世代(約200年)先の子孫にまでその影響が及んでしまうひとつの警告として使われています。「明日のことだって分からないのに、7世代先なんてとても考えられない…」もしかしたらそれは本当のことかも知れません。だからこそ私たち責任世代が7世代先を考え目の前にある最善ではなく未来のための最善・未来のための選択・未来のための挑戦をしていかなければならないのです。