理事長方針

【はじめに】

イメージしてみましょう

0年後のこの『まち』の姿を・・・

今 《気高く生きる意志》を産声として上げた

すべての子どもたちが成人している20年後、

彼らが活躍するためにどのような『まち』を

我々は準備してあげられるのでしょうか?

未来を担う彼らに 安心して引き継いでいける 希望にあふれた『次代へ紡ぐまち 羽島』

本年、羽島青年会議所は創立48年目を迎えます。歴史を紐解けば、戦後復興の中、「新日本の再建はわれわれ青年の仕事である」という熱き想いから始まった日本の青年会議所運動に共感し、歩みを始めたこのまちの青年会議所運動が、数々の大きな足跡を残してきました。人々の心を動かし、このまちを先導する原動力となったのは、このまちを愛し、未来を憂い、危機感と使命感を持って身を粉にして運動に邁進してきた先輩方の熱き想いと弛まぬ努力でした。そして先輩方の見つめる眼差しの先には、夢を追いかけ想い描いた理想のまちの姿がありました。先輩方から脈々と受け継がれてきた誇り高き魂の伝達があって、今私たちは活動が出来ているのです。私たちは、まずはこのことに感謝と尊敬の念を抱き、そしてさらに未来への歩みを進めていかなければなりません。

【次代へ紡ぐ羽島青年会議所の躍動

このまちの現状に目を向ければ、少子高齢化、変動する社会への対応、経済の低成長といった諸問題が複雑に絡み合い、このまま事態が進めば将来のまちの活力低下が危惧されております。我々 羽島青年会議所が、まちが抱える困難な問題に対し、決して立ち止まること無く、危機感をもち、原点に立ち返り創始からの使命感と熱き想いを受け継いでまいります。「羽島青年会議所のビジョンがこのまちを創る」という気概をもち、青年らしい壮大な夢と行動力でこのまちの可能性を切り開き、理想のまちの実現に向けた第一歩となる運動を起こしてまいります。そして、私たちの起こす運動が人々の意識を変え、羽島を愛し、誇りに思い、自ら真剣にこのまちの未来を考える人材となります。その想いの1つ1つが紡がれた結果により、このまちで幸せに暮らす人が増え続け、大人も子どもも手を携えて共に成長できる「共育のまち羽島」の実現に繋がると確信いたします。困難な問題に対し積極果敢に挑戦し青年会議所運動に邁進することにより、メンバーは貴重な経験を得て、地域、会社、家庭において真に必要とされ愛される、魅力溢れる人材へと成長します。そして、羽島青年会議所がこのまちの誇りとなり、メンバーにとっても所属していることが糧となり、誇りとなる団体を目指してまいります。

今年度 更なる飛躍へ向けて、愛するこのまちの「明るい豊かな社会」の実現ため、決意と覚悟をもって確かな一歩を踏み出します。

【次代へ紡ぐ市民意識変革

我々がイメージする理想のまちの実現のために、まずは今このまちに暮らす人にとっての幸せを考え、住み続けたいまちを実現していく運動に取り組んでまいります。そして、市民一人ひとりがまちの未来を他人任せにせず、自分自身に関わる問題として捉え、全市民運動となるように意識変革を起こしてまいります。

豊かな自然や、各種インフラが整った上で、さらに住みやすく、住み続けたいと思える理想のまちとはどのようなまちなのか。青年らしい柔軟かつ大胆な発想で このまちに暮らす人々の幸せを捉え、このまちの秘めた可能性を切り開き、便利で安心して暮らせるまちを実現していく運動を展開してまいります。

また、人々が、まちの未来を真剣に考え、自ら積極的な行動を起こしていくようになるには、人々が誇りに感じ、それに向かって市民の意識が一つになるような、明確なこのまちのアイデンティティーと呼ぶべきものが必要だと考えます。このまちにある多くの地域資源を活かしながら、新たなまちの誇り創造に向けた運動を起こしてまいります。

【次代へ紡ぐ青少年育成

このまちの未来のためには、次代を担う子ども達が地域をしっかりと意識し、まちのことを想い成長していくように導いていかなければなりません。まちへの感謝や愛着の念をもち、未来へ向け夢を抱いて生きていくことが、子ども達が未来に向けて力強く歩んでいく力を育み、将来このまちの価値を高める人材へと成長していくことに繋がるはずです。

子ども達は誰もが将来への夢を持っています。しかし成長するに従い、社会の厳しい現実を目の当たりにし、「どうせ無理」という感情から大切な夢を描きづらくなっているのではないでしょうか。子ども達がこのまちに対して夢を描くことが出来なければ、このまちに明るい未来は訪れません。夢が人生をつくるのです。いつでも夢や理想を胸に抱き、それを実現しようと努力することが、輝かしい未来を歩んでいく力となります。子ども達が、将来の自分の夢を、成人を迎える10年先、20年先のこのまちに対する夢に重ねて描いていくことにより、夢を持つことの大切さ、夢を形にする素晴らしさを伝えてまいります。

 また、今年度は選挙権年齢を現在の20歳以上から18歳以上に引き下げる公職選挙法改正が行われることとなります。日本は急速に少子高齢化が進み、数が少ない若者世代が、増えていく高齢世代を支えていかなければなりません。だからこそ若い世代ができるだけ早く、社会の構成員としての「自覚」を持つことが期待されています。子ども達には、18歳選挙権を実用し、「権利を得る」と同時に、社会の構成員としての「責任」を担っていく意味を考えてもらいたいです。

【次代へ紡ぐ子育て支援

近年、生活様式の多様化に加え核家族化や都市化が進み、子育てに対する家族や地域の支えが希薄化しています。反面、情報化が進み、子育てに関する情報は氾濫してきている。情報はいっぱいあるが、子育ては1人でしなければいけない、保護者にとってはもっともストレスが溜まる状態であります。また、子育ての喜びを感じることが出来ずに、1人で悩まれている子育てノイローゼの増加も危惧されています。

そのような子育てに対して不安があり、期待が持てない状況では意欲もなくなり、子どもを好きでいられなくなります。ここに少子化や児童虐待への最大の原因があります。「子育て支援のネットワークが整う安心した羽島で子どもを育てたい」そんな思いを子育て世代の方々に持ってもらえるのであれば、まちに子どもの笑顔がたえることはないでしょう。子育て支援への邁進こそが、明るく豊かな社会実現への大きなキーワードと考えます。

我々、青年会議所は教育専門団体ではありません。だからこそ、既成概念にとらわれない新たな発想と可能性があり、確かな価値があります。保護者が安心して子育てできるまちを目指して、羽島青年会議所しかできない新しい子育て支援に取り組んでまいります。

【次代へ紡ぐ全員拡大拡充活動

このまちが未来へ向け更なる飛躍を遂げる運動を行っていくために、私たちは長期的な視点を持ち、幅広い新たな力を備えていかなければなりません。また、我々が明るい豊かな社会の実現に向けた運動をさらに強力に推し進めていくためには、組織がもつ力を最大限に引き出し、発揮していかなければなりません。組織の根幹は人です。人の成長、人と人との繋がりが組織を強化していくのです。

全国的にメンバー数が減少している中、近年、羽島青年会議所においてはこれまでの拡大活動の成果により会員数を維持、増強してきました。メンバー一人ひとりが自ら青年会議所の素晴らしさを本気になって伝える。これによりこのまちの価値を高める新たな同志を迎え入れてまいります。また、女性活躍の機会創出が社会的な命題となっている今日、女性メンバーへ積極的な拡大や、未来を見据えて若いメンバーの拡充にも力を入れていきます。そして、これまでになされた様々な試みを検証し、永続的な仕組みを構築することにより、先を見据えたこの組織の発展に繋げてまいります。高い目標を掲げ、全メンバー一丸となって会員拡大活動に邁進してまいります。

【次代へ紡ぐ組織運営】

羽島青年会議所がこれまでこのまちの中で信頼を得て活動してこられたのは、地域に根付いた組織として責任のある厳格な組織運営を続けてきたからではないでしょうか。メンバー一人ひとりが改めて原点に立ち返り、メンバーの付託を受け運営する組織としての責任を常に意識していかなければなりません。真にこのまちに必要とされる厳格な組織を次代へと引き継いでいけるように、総務・渉外・財務運営において果たすべき役割を確実に果たしていきます。

また、我々の行っている運動は人々に意識変革を起こしていく運動であり、そこに込めた熱き想いが伝わってこそ、人々の心を動かし、賛同を得ることができるのです。何を目的に、誰のために、どんな運動を行っているのかを広く認識していただくため、マスコミをはじめ多様なネットワークの中で私たちの存在感と発信力をさらに高めるとともに、様々な情報伝達手段を用いて、運動を広く発信いたします。我々の熱き想いを広く訴えかけ、運動の輪をさらに広げてまいります。

そして、我々が青年会議所活動を今後も変わらずに行っていくために、お互いに協力し合う会員同士の繋がりのみならず、日頃から私たちを支えてくれている家族への感謝の気持ちを忘れてはいけません。心温まる空間の中で、心を込めて労をねぎらい、感謝の気持ちを伝え、お互いの繋がりをさらに深める機会を設け、今後の活動への原動力としてまいります。さらに、連綿と繋がっている羽島青年会議所の誇り高き魂の伝達を会員と家族が共有し、今後の活動のさらなる発展への布石と致します。

【次代へ紡ぐ出向成果

自分が何者かを知るためには常に外からの目が必要になります。出向を通して各地会員会議所の運動と直接繋がることにより、羽島青年会議所内の活動だけでは得られない人的ネットワークをはじめ多くの学びと気づきという新たな力を得ることができます。メンバーの出向への意識を高め、出向の成果を積極的に持ち帰りLOM全体で共有、活用できる体制を整え、羽島青年会議所組織の底上げをしてまいります。さらには羽島を訪れるメンバーへの渉外活動を、きめ細かいおもてなしの心で対応することにより、羽島青年会議所のみならず、まちの価値を高めてまいります。

また、主管することになった組織連携推進会議では、責任と意義をLOM全体で理解、共有できるようにブロックとLOMを繋ぎ、お互いに協力し合い、事業成功に導いてまいります。そして、この貴重な経験をメンバー共通の財産とし、未来に向けて理想のまちの実現への原動力に繋げてまいります。

【結びに】

本年度、スローガンとさせて頂いた「共育創生」は、文字通り『共に育ちのある環境を創造し生み出していく』という意味合いから掲げさせて頂きました。大人が子どもの成長に関わる時、そこには同時に大人にもかけがいのない大きな成長があります。子どもから学ぶことはあまりに大きく、そして尊いことです。もちろん、大人が自らの成長を望んで邁進するとき、それを見たり関わったりすることのできる子どもにも同時に成長があります。また、仲間と仲間、団体と団体など共育の因果は様々であり、そこには確かな価値が生まれます。共育を常に意識できる環境の創生こそ、次代へ紡ぐ我々の青年会議所活動なのではないでしょうか。

『イメージすることができれば、それは実現できる』ウォルト・ディズニーの建設的な印象に残る言葉です。

イメージしてみましょう

大人も子ども、すべての人がいつも『共に育ちあえる環境』を・・・

その環境を創造していく『次代へ紡ぐ我々の気高き躍動』を・・・