【基本方針】
1 永続的な発展を創造できる組織
1 次代を担う青年経済人の能力強化
1 持続可能なまちづくり
1 会員の資質向上
1 羽島青年会議所ブランドの強化
【基本計画】
1 組織一丸の会員拡大
1 リーダー育成による成長支援事業
1 若者参画による地域活動推進
1 全会員が誇れる組織
1 SNS を通じ羽島青年会議所の活動、魅力を発信
はじめに
羽島青年会議所は 1968 年に設立し、本年度 58 年目を迎えます。この長きにわたる運動を継続できたのは、先輩諸氏が修練・奉仕・友情の三信条のもと、明るい豊かな社会の実現に向けて運動を続けられた賜物であります。その歴史と伝統は、我々にとって大きな誇りであり、研鑽の礎であります。私はこの意義深き団体に所属できることを深く感謝しております。そして本年度 58 代理事長として現役メンバー一同と心を合わせ、これまで築かれてきた礎の上に新たな価値を加え未来へと受け継がれる一年を築いてまいります。
私は 2022 年に羽島青年会議所に入会しました。
当時の私は自分自身の可能性や、一人の青年経済人としての在り方に迷いを感じていました。そんな中で出会った羽島青年会議所という存在は私に地域に向き合うことの意味や仲間と共に挑戦することの価値を教えてくれました。先輩方の惜しみない愛情と情熱に支えられ、多くの経験と学びの機会をいただきました。深夜まで資料を作成した委員会活動、感動を分かち合った例会運営、そしてはしまを本気で想う仲間たちとの議論や挑戦、すべてが私の中に新たな視点と情熱の火を灯してくれました。私は確かに羽島青年会議所で成長したのです。
羽島青年会議所は地域の青年経済人が集い、学び、行動することで自らの可能性を広げ地域を動かしていく団体です。
人口減少、若者の都市部への流出が進む中で地域経済を担う人財が不足しつつあり未来を切り拓く力を持つ青年経済人の存在がこれまで以上に必要となります。今こそ、地域のリーダーとして我々の果たすべき役割はこれからのはしまにとってますます大きなものになっていかなくてはなりません。
私は地域の未来、そして羽島青年会議所の未来を会員一人ひとりと手を取り、創っていきたいという強い思いを抱いています。これまで先輩諸氏が積み上げた歴史と伝統の上にありながら、我々にはまだ地域における存在感をさらに高めていける大きな余地が残されています。我々はまだまだ可能性を秘めているということです。私はこの組織をさらに誰もが誇れる羽島青年会議所へと「増強」させていきます。
増強
本年度のスローガンは「増強」です。
「増強」とは、人員や設備などを増やしてその機能や能力をより強くすることを意味します。
私がこのスローガン「増強」に込めた思いは組織の規模や数を拡大するという単純な意味を超え、組織としての大胆な進化、地域との強固な絆の深化、そして会員一人ひとりの能力と意識の飛躍的な向上、という多面的に成長していく強い決意が込められています。我々が心を一つに力強く前進することで、その歩みは必ず次代に繋がる希望の光となり、地域全体を動かす原動力になります。
2026 年度が、羽島青年会議所の新たな躍動の始まりとなるように。
地域に必要とされ、信頼される存在となるように。
我々は一歩ずつ、確かな歩みを進めてまいります。
基本方針
組織一丸の会員拡大
羽島青年会議所が永続的に発展していくためには、まず会員拡大に取り組むことが重要です。全国的に見ても人口減少、若者の都市部への流出、企業の経営環境悪化といった現実的な課題が各地の青年会議所に重くのしかかっております。我々羽島青年会議所もこの深刻な影響に直面しています。現在、羽島青年会議所の会員数は 14名にとどまっており、さらに本年度は 4 名の卒業が予定されています。これは永続的な発展どころか、組織の存続そのものが危ぶまれる状況です。
地域の若者がこの組織に集い、はしまの未来を真剣に考え課題を共有し、課題の解決に向け行動できる人財を一人でも多く迎え入れる必要があります。その積み重ねこそがはしまの活性化と持続的な発展につながると信じています。我々が目指すのはただ単に会員数を増やすことではありません。ともに汗をかき、ともに学び、個々の成長が組織を強くし大きな力となって地域に還元されていく、そんな好循環を築いていきたいと考えています。そして羽島青年会議所は地域のリーダーとして信頼され、はしまにとって欠かせない存在となることを目指し活動に真摯に取り組んでまいります。
リーダー育成による成長支援事業
はしまの未来を担うのは、まさに今を生きる我々のような青年経済人たちであり、我々が成長し能力を磨くことこそが地域経済の発展と社会の活性化に直結すると私は確信しております。しかし、現状、全国的にも自己啓発に取り組む社会人はわずか一割台にとどまり、特に中小企業や地方の若者は学びの機会を十分に得られていません。その背景には、研修やセミナーが都市部に集中していることや、費用の制約、さらに情報不足やネットワークの限界といった要因があります。特に、地方では自ら研修やセミナーの場に参加する心理的ハードルも存在します。こうした複合的な制約が、若者の成長機会を制限しているのです。はしまにおいても人口減少や若者の都市流出が進む中で地域経済を担う人財が不足しつつあり、急速に変化する社会に対応する力、そして地域経済を牽引していく力を磨くことが我々青年経済人に求められています。
青年会議所は「人づくり」に真摯に向き合い、地域の方々に成長の機会を提供しなければなりません。本年度は会員に限定せず広く門戸を開き、青年経済人に向け成長と交流の機会を創出してまいります。こうした場を通じて、参加者一人ひとりに自らの能力を高め、はしま、そして自らの未来に大きな可能性を感じていただきたいと考えています。そして、今後のはしまを背負う青年経済人が共に学び合うことで地域経済の未来を力強く切り拓いていきます。
若者参画による地域活動推進
はしまには地域内外の多くの方々にご参加いただく魅力的なまちづくり事業があります。しかし、現状、まちづくり事業における地域の若者の参画は十分とはいえません。その結果として新しいアイデアの創出が限定され、担い手不足のため事業の縮小を検討せざるを得ない状況も生じています。若者の関与が乏しいことは地域の魅力ある事業の持続的な発展を阻む課題であるといえます。はしまは清流長良川や木曽川といった豊かな自然環境、交通の要衝としての利便
性、さらには特産品などの誇るべき魅力が数多く存在します。にもかかわらず担い手不足により恵まれた資源を活かし切る地域全体のポテンシャルが発揮されていません。若者の参画が増えれば、新しい発想が生まれるだけでなく、SNS をはじめとした多様な発信手段を通じてはしまの魅力をより広く効果的に届けることが可能となります。その発信は地域内にとどまらず、県外、さらには全国へと波及し、はしまの知名度やブランド力を大きく高めていく力となります。
羽島青年会議所は積極的に事業に関わり、中核的な役割を果たすことで影響力をもって若者の参加を促し、地域全体の活力を高めていく必要があります。本年度は青年経済人のリーダーとして地域を牽引し、志を同じくする仲間を集い、はしまの代表的事業を共に創造いたします。そして地域に根ざした魅力ある事業をさらに発展させ、将来にわたり地域の方々から愛されるだけでなく、全国からも注目と賞賛を集める事業へと成長させてまいります。
全会員が誇れる組織
我々は地域のリーダーでなければなりません。青年会議所は社会が抱える課題を解決し、新たなリーダーを創出していく責務を負っています。地域のリーダーとなるためには、自ら成長の機会を掴み、行動を起こしながら可能性を広げていく姿勢が不可欠です。しかし、現状、役職による活動量や生活環境の違いによって活動への関わり方が異なり、成長の機会に差が生じ、地域や人に貢献できたという実感を十分に持てていない会員がいるのも事実です。これは組織として改善すべき課題であり、誰もが自らの環境で活動に参画し存在意義を実感できる体制を築いていかねばなりません。
本年度は全会員が与えられた役割をこなすだけではなく、自らをリーダーと位置づけ、当事者意識をもって行動できるよう導いてまいります。そして、全会員が「羽島青年会議所で活動し成長できた」と誇りを持ち、その経験を地域社会に還元できる人財へと成長していくことを目指します。
SNS を通じ羽島青年会議所の活動、魅力を発信
どれだけ素晴らしい活動をしていても、羽島青年会議所の存在や活動を地域の方に知っていただき、共感や賛同を得られなければその意義は十分に果たされたとは言えません。
現代は情報化社会の真っただ中にあり、総務省の調査によると、日本のスマートフォン普及率は 80%を超え、特に若年層を中心に SNS が日常生活の情報収集や交流の主要なツールとなっています。SNS は誰もが手軽にアクセスでき、双方向のコミュニケーションを可能にするため、我々の活動を発信し地域の方々と密接に関わるための極めて有効な手段の一つです。
しかしながら、羽島青年会議所の SNS アカウントはフォロワー数こそ 1,000 人を超えているものの、その大半が青年会議所関係者であり、肝心の地域住民に対しては、ほとんど発信が届いていないのが実情です。地域に根差した発信を実現するためには、発信の頻度を上げるだけではなく、内輪に留まらない情報発信の工夫と、新しいつながりを築くための戦略的な取り組みが不可欠です。
本年度は SNS を通じて、我々の活動や魅力の発信を継続的に行い羽島青年会議所としてのブランド強化に努めてまいります。これらの取り組みを通じて、「青年会議所ってなんだか面白そう」「自分も何かできるかもしれない」「はしまの発展に興味が湧いてきた」と感じていただけるような地域の中にポジティブな連鎖を生み出し、「一緒にはしまを良くしていきたい」「羽島青年会議所を応援したい」と思っていただける仲間を一人でも
多く創出してまいります。
おわりに
私は青年会議所に入会し多くの方々と関わる中で強く感じたことがあります。
それは、今の地域社会を支えている方々は、若者の力を心から必要としているということです。我々若者世代が挑戦し責任を果たすことでしか、地域の未来は前へ進まない。その事実を知ったからこそ私はスローガン「増強」を掲げ仲間と共に歩む覚悟を固めました。
青年会議所活動は良い事ばかりではありません。諦めかける事もあるでしょう。時には自分を無力に感じ、涙を流すこともあるでしょう。立ち止まった時には周りを見渡してください。頼れる同志がいます。強い力で背中を押してくれる先輩がいます。
青年会議所の門を叩いたのなら共に乗り越えましょう。必ず研鑽は成果となり、挑戦は成長となって返ってきます。
あなたならなれる。地域を牽引するリーダーに。
全ては明るい豊かな社会の実現のために。
何も恐れずに共に戦おう。
